宇宙のお話02「余剰次元」

 

jikuu

次元のことを考えるのが好きです。
詳しいわけでもなんでもないですが、こうなってるのかもしれない…と「勝手に」考えているのが好きなんです。
と言っても、少しかじるくらいの本や雑誌を読んでみたりしているのですが、書かれていること意外のことをまた勝手に考えてしまう(^^;
一行読んで10行くらい勝手に考えるので、正確さを求められる方はこのブログを読んでも突っ込みどころが満載なだけで時間の無駄であります。

0次元は「点」
1次元は「線」
2次元は縦と横の「平面」
3次元は縦と横と奥行きの「立体」
4次元は縦と横と奥行きと時間の「時空」です。

面白いことに、次の次元というものは現在の次元を「端」とした現在の次元の連続という考え方で類推できるそうです。

上に書いた0〜4の次元も、それで説明できるのです。
0次元(点)の連続は1次元(線)ですよね。
そして線の端は点です。

1次元(線)の連続は2次元(平面)ですよね。
そして平面の端は線です。

2次元(平面)の連続は3次元(立体)ですよね。
そして立体の端は平面です。

4次元(立体)連続は4次元(時空)ですね。
そして時空の端は立体、これを絵に描いたのが上の写真です。
上の絵は私が勝手に絵に表した「時空」です(笑

 

まず人間がいたとします。
3次元という縦と横と奥行きだけの空間に人間がいたとしても、それは動きません。
未来永劫そのままです。

ここに時間が加わり、人間が毎秒1メートルで歩くと右足が出たり左足が出たり、手を振ることもできます。
これは確かに「立体」の連続で、時空の端は「立体」ですね!

 

…で、あるなら、次の次元だってこの調子で類推できるはずですね!
…その前に、どこかで読んだ面白い話を書きます。
「平面」の国に迷い込んだ「立体」の国の住人が捉えられて、牢屋に入れられてしまいました。
平面の国ではしっかり縦と横が隙間なく作られた檻なので、脱出は不可能です。
ところが「立体」の住人は、難なく平面の檻から脱出できたのです。
イリュージョン!!!

 

なんと、平面上の檻は上や下が筒抜けで、立体の人間は平面の檻の「上」や「下」を一またぎすれば簡単に脱出できるのです。
でも平面の国ではイリュージョンにしか見えないですよね〜(^0^)
(一またぎしてる時点で「時間」があることになるので、これはあくまでも概念的な例えばなしですが。実際は2次元人間は動かないはずですよね。)
…という事はですよ。
現在私たちが暮らしている4次元の「時空」でも、同じことができるはずなのです!
2次元人間はそんなこともイリュージョンに見えてしまうなんて滑稽だなぁと思ったあなた!

5次元からやってきた5次元人間は、どんなに厳重な刑務所に入れられても、すんなり脱走できるはずです。
私たちには認識できない領域から難なく移動できるのです。
イリュージョン!!!といって驚いているのを、5次元人間は滑稽に見ていることでしょう。

じゃあ5次元人間はどこをどうやって移動しているのか!?
…を考えてしまうわけです。

 

現在の「4次元空間の連続」が「5次元」であるはずです。
5つ目の要素とは一体何なのでしょうか?

理論物理学者のリサ・ランドールさんは、それは「重力」だと言っているようです。(曖昧)

まてよ、重力なんて今現在にも存在しているじゃないか!
そう思いますよね。

 

これは、私が全く勝手に考えたことなんですが、実は、現時点は4次元などではなく、『全次元』がすでに存在しているのではないでしょうか。
それをどの次元まで認識できるかという問題なのではないでしょうか。

超弦理論では、今の所11次元まであるということになっているらしいです。
本当はもっとあるかもしれませんね。
人間の5感に、それを認識できる器官が付いていないだけだと思います。

そもそも、人間の目に見えているものなんて、「可視領域」という光の一部分に過ぎません。
聴覚も然り。
人間に認識できる範囲というのは、人間が生き物として生息するために必要な範囲に過ぎません。
暗闇の中で餌を捕るために必要なら、コウモリのように超音波を使って周囲を認識できる器官が発達するのです。

人間が、あるいは個人が生きるのに必要な世界が、今見えている世界です。
認識できないということは、生きるのに必要ないということになります。

逆に言えば、認識の手段さえあれば、5次元領域も6次元領域も丸見えなわけです。

見てみてー

 

 

そこで、リサ・ランドールさんの言う「重力」のことを考えて見ましょう。
アインシュタインが発見したように、光は重力によって曲げられるし、速度(時間)も重力によって遅くなったり早くなったりします。
また、他の力と比べて、重力だけが、極端に小さいのです。

例えば、磁石を鉄のパチンコ玉に近づけると、簡単に吸い付きます。
これは、磁石の力に地球の重力が負けていることになるようです。
確かにそうですね。
地球ともあろう惑星の重力より磁石の力が強いなんておかしいですね。

リサ・ランドールさんは、これは重力が他の次元に移動していて、だだ漏れているからだと考えたようです。

まさしく、5次元人間は重力と同じ場所を通って4次元の檻を脱出できるということになりそうです。
重力と同じ次元から見れば、4次元時空はペラッペラの平面のようなものです。
リサさんはこのように連続する次元の端のことを「ブレーン」と言っています。

 

これは持論ですが、私たちが住むこの次元にも、すでに「全次元」が存在しているとすれば、
認識器官さえあれば重力の逃げ道が丸見えのはず!

見てみてー

 

もっと他の持論もたくさんあります。
次元の要素の一つに「振動」があるのではないか説!!
徐々に書いていこうと思います。

読むのめんどくさいと思いますが、書くのは超楽しいですね。

今井宏枝